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ドイツの波動療法は怪しい?その真相を解き明かす!

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波動療法とは、ドイツの振動医学を基とする画期的な治療法で、波動を用いて、人が誰しも持っている人体の生命力・自然治癒力を余すことなく呼び起こすことで症状を緩和し、健康寿命を延ばしていこうとするものです。

波動療法のもととなる事実に、この世に存在するあらゆる物体、人間の身体・組織・臓器・細胞に至るまですべてが固有の周波数の波動を持っているということがあります。それに加えて物理の法則、共振・共鳴が関係します。共振とは物理で学んだことがあると思いますが覚えていますでしょうか?同じ固有の周波数を持つ音叉を近くに置くと、片方を振動させるとそれに影響され他方の音叉も振動を始めるというものです。

共鳴・共振は人体でも同様に起こり、またそれは人体においてはバイオレゾナンスと言われる特殊な現象として研究が進められてきました。つまり、その人それぞれの人体が持つ固有の周波数を突き止めることができれば、外部から同じ周波数の波動をもちいて共鳴(バイオレゾナンス)させることが出来るということです。

そのバイオレゾナンスがどのように治療となるかというと、人が病気になる(身体に不調が現れる)と、それは振動医学では、本来の生理的な波動が異常波動によって不協和音をきたした状態、固有波動が異常波動でブロックされている状態と評価します。その異常波動の周波数を突き止め、さらにバイオレゾナンスを通じて波動の調律(固有波動を増強する、異常波動をブロックする)を行うことで、人体の生命力・自然治癒力を呼び起こし、異常を治癒させ、病気を治そうという治療法です。

波動療法はなぜ怪しく見えるのか?

これは誰しもそうだと思いますが、初めて見ること・知識がないことに関して最初は臆病になり、恐怖を感じます。また、目に見えて確認できるものは信憑性がありますが、目に見えないものは懐疑的になります。例えば、幽霊、おばけ、UFOなどの存在を信じる人もいるけれども、現代科学が解明できていないという理由で信じない人もいるのではないでしょうか?一度でもその存在を感じたことがあると、人は存在を認識できますが、そうでない場合は他人から聞く伝聞に過ぎず、どうしても怪しく見えることは理解できます。

そして、多くの人にとっての気や波動という概念はまさにそれで、血液や臓器は目に見えますが、気や波動は目に見えません。また目に見えないが故に、普段から触れ合うことがないと思い込んでいるため、多くの人が波動は初めて感じる概念だと思ってしまいます。

しかし実際は、日常生活から波動というものは人々の生活に深く関係し、また人体の生理的活動におおきく関与しています。例えば、古来から、病は気からということわざが生まれたり、元気・陽気・病気・気力など気という文字を使う言葉は多く、気というものは精神的な胆力から不思議なパワーまで様々な意味を持つ言葉となっています。これはまさに、日本人にとって、気・波動というものがとても身近なものであったことがわかります。テレビ番組で時折特集されるような気功というものも、人体から発せられる低周波の波動がその根幹にあると考えられ、波動の一種となのです。

過去には、波動と生物の関係性を証明する実験があります。たとえば、電磁波(生体外部からの波動)を遮断するファラデーゲージでウサギを飼育します。生物にとって必須なもの(餌、水、空気)は満足に与え、運動も充分行えるようなスペースを確保していたとしても、ウサギは平均3~6週間で死んでしまうというものです。この実験からわかることは、生命は本来自己で発する波動のみで生きているのではなく、様々な外的波動刺激からのバイオレゾナンスが不可欠であるということです。

このように時折怪しく見えてしまう波動という概念ですが、目に見えなくても、普段から感じることはなくても、波動は人体にとって必要不可欠なものとして存在しています。そしてこれを治療に応用したものが波動医療ですので、まったく怪しいものではありません。

波動健康法は万能か?

人体に必要不可欠な波動ですが、それを治療に応用したら万能でしょうか?いえ、波動療法は万能ではありません。これは波動療法に限ったことではなく、どの治療法にも言えることですが、それぞれの治療には得意分野・不得意分野があります。例えば、癌の治療には手術治療は必須であり、手術はがん治療を得意としていると言い換えることもできます。逆に、頭痛や倦怠感が手術で治せるでしょうか?これは、その原因に手術が適していれば治せますが、多くの場合は手術が不得意とする分野です。

すべての疾患に応用できるという波動療法ですが、その得意分野とはどこなのかを解明していきます。波動療法はバイオレゾナンス理論に基づき、人体にもともとある波動を最適に調律・調整することで症状を緩和する治療法です。不調の原因は様々あると思いますが、ストレスと言われる精神疲労、過労や偏った食生活・喫煙飲酒等による慢性的な肉体疲労、ケガや毒物などによる臓器や細胞の直接損傷などがその原因になります。その結果で、慢性疲労による強い倦怠感、頭痛、精神的な落ち込み、食思不振、下肢がおもだるさ、四肢のむくむ、毛髪が薄くなる、肥満などの症状に現れてきます。

そして、このすべての状況において、すべからく身体の生理的波動は不調をきたしていると考えます。その際、不調=異常波動の原因が、細胞や臓器に直接生じた異常か、体内に侵入した細菌・ウイルス・毒物などによる異常か、精神的・心理的な原因による異常なのかは、異常波動を詳細に検討すれば判明します。そして、その原因が分かれば、最適な波動調律が可能です。最適な波動調律とは、直接的に細胞や臓器の修復力を増強するようにバイオレゾナンス共振を利用する、ウイルスや細菌によりブロックされた波動を流れるように促すことで毒素を排除する、精神的・心理的な安定が得られるようなシンフォニーを形成できる生理的波動とのバイオレゾナンスを利用するなどです。

このように波動は様々応用が利きますが、得意分野は上記のような疾患が挙げられます。得意不得意があるということを覚えておいてくださいね。

波動は怪しくない、すべては使い方!

波動を怪しむ方の声では、波動は本当にすべてを癒すのか?というものがあります。例えばがん治療において、波動が癌細胞をすべて消えさってしまったという事例がないわけではありませんが、現実的に癌に伴う周辺症状を緩和できるものだと考えて下さい。波動は、全治全能の神が与えし治療ではありません。ドイツのパウル・シュミット氏が提唱したバイオレゾナンス理論に基づき、科学的な研究がすすめられた治療法で、まことしやかな怪しい治療法ではありません。そのため、他の治療法と同様の制限は出てきてしまいます。

ただ、波動に数点特記すべきことがあります。治療機器とは異なる検査専用機器を用いることで、異常波動の有無・発生原因を科学的に解明し原因を突き止めることが可能である点、波動自体は副作用が極めて少なく乳児から高齢者まですべての人に活用できる点、他の医学では原因が不明と言われたような症状でも波動の異常は間違いなく存在するため基本的にすべての症状・病気に対して治療が可能な点が挙げられます。

波動療法は怪しい治療ではありません、すべては適応の見極めとその使い方次第なのです。

まとめ

多くの方の波動を懐疑的に思う気持ちはとても容易に理解できますが、波動は確実に存在します。波動療法は科学的な研究が進んだ東洋医学・自然療法分野で、日本にも昔から存在し多くの人が存在を認識していた波動を応用したものです。

もちろん、治療の効果は人それぞれですが、誰のどんな症状にでも応用することが出来ます。もし気になった方は恐れず、一度試してみると、あなたの長年悩んでいるあの症状が、嘘のように消えてなくなるかもしれません。

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    Masa

    現役臨床医のMasaです。消化器外科・総合診療医として地域中核の総合病院に勤務中。 【保有資格】医師免許・外科専門医・腹部救急認定医 【経歴】 大学卒業後、外科医として臨床経験を積み、現在は消化器外科・総合診療医として、がん治療(手術・抗がん剤・緩和治療/看取り)を中心に、幅広く内科疾患・救急疾患の診療をしています。また、往診や訪問診療もしており、若年者から高齢者・老年医療まで広く対応しています。

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